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「日本のスキンケアを香港で売りたいんです」

  • tkg416
  • 2 日前
  • 読了時間: 2分

香港のパートナーから、そう言われたことがある。

最初は正直、そこまで難しい話だと思っていなかった。

コロナを境に現地のニーズが大きく変わった「日本の商品は人気あるし、香港なら近いし、なんとかなるだろう」

そう考えていた。

でも実際に動き始めると、海外販売はそんなに単純じゃなかった。

日本ではあまり売れてなくても体感があれば買ってくれる。

成分も安心。デザインも綺麗。

でも、海外ではそれだけでは売れない。

なぜか。

“文化”が違うからだ。

例えば香港。

街を歩くと、高級ブランドとローカル文化が異常な密度で混ざっている。

超高級モールの隣に、昔ながらの雑居ビル。

金融マンの横を、屋台帰りのおじさんが歩いている。

スピード感も独特だ。

流行が早い。

判断も早い。

「良い」と思われれば一気に広がるし、逆に刺さらなければ本当に動かない。

特にスキンケアは面白い。

日本人は、「成分」「安全性」「メーカーの信頼」をかなり重視する。

でも香港では、それに加えて

「見た瞬間の説得力」

が強い。

SNSでどう見えるか。

誰が使っているか。

高級感があるか。

“映えるか”。

ここが想像以上に重要だった。

実際、現地パートナーと話していても、

「このデザインは少し古く見える」「香港女性はこの色を好まない」「日本では人気でも香港では弱い」

そんな話が普通に出る。

最初は、「そんな細かいことで変わるのか?」

と思った。

でも、海外ではその“細かい違い”が売上になる。

あと、海外販売で一番面白いのは、

“日本人が思う強み”と、“海外が感じる強み”がズレていること。

例えば、日本側は

「この商品は研究開発がすごい」「成分がすごい」

と説明したがる。

でも香港側は、

「結局、それを使うとどう見えるの?」「誰が使ってるの?」「ストーリーは?」

を気にしている。

ここを理解できないと、良い商品でも止まる。

逆に、ここが噛み合うと一気に伸びる。

海外で仕事をしていると、「良いものを作れば売れる」だけでは足りないと痛感する。

どう見せるか。

誰に届けるか。

どの国で、どんな感情を動かすか。

そこまで含めて、初めて“商品”になる。

香港でスキンケア販売を進めながら、最近そんなことをよく考えている。


 
 
 

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